素行調査とは、ある人の「素行」を調べる調査です。
よく「素行が悪い」といった言い方をしますが、これは普段の行いが悪いことを意味します。
そのため、結婚を考えている相手のことやその家族、さらには雇用主が雇用者の素行調査を、探偵事務所や探偵に依頼することはよくあります。
知らないうちに自分の素行が探偵に調査され、誰かに報告されている可能性は否定できないでしょう。
特に素行調査が依頼されるケースで多いのは、結婚を前提にお付き合いをする場合で、女性からの依頼が圧倒的に多くなります。
結婚前にお付き合いをしていたときは文句なしの紳士だったのに、結婚した途端に別人のようにガラリと豹変する男性は少なくありません。
そのときになって、実はあの人は昔から素行が悪くてと、過去をよく知っている人から聞かされたとしても、結婚してからではあとの祭りです。
素行の悪い人の中でも「この人には自分の本性を知られたくない」と思ったら、本人の前では上手に隠せる人がいます。
相手の前では完璧な恋人を演じて見せ、もう一方では非常に素行の悪い人間であることを暴露するという、二面性を持つ人物と言えるでしょう。
こうした人物と結婚なんてしたが最後、結婚生活が苦しいものになるのは確実と言えます。
特に男の側に別れる気がなければ、下手をするとDV夫になってしまう可能性はかなり高いでしょう。
そこで、自分と会っているとき以外の彼の様子はどんななのか、いわゆる素行を調べてもらうことを素行調査と呼んでいます。
素行調査されている場合
尾行などで調査されること自体あまり気分の良いことではないかもしれませんが、そもそも素行をよくしておけばいくら調べられても悪い報告がされることはなく、気にすることはないとも言えます。
素行が悪い例
- 異性関係が派手で浮気している
- ギャンブルにはまっている
- 借金を繰り返している
- 酒癖が悪い
- 暴力をふるう癖がある 等
上記のような例の場合、素行調査をすることで判明します。
何で素行調査されなければならないの?と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、法律で探偵の調査が認められているのも事実です。
探偵側も嫌がる相手に対して無理やり尾行することなどはできませんので、相手に気づかれないように努めています。
少々変な言い方ですが、何も後ろめたいことがなければ気づかないうちに素行調査は終わっているでしょう。
素行調査された結果
長い人生、誰でも素行調査をされる可能性があります。
素行調査の結果を依頼者が相手に伝えるかどうかは依頼者が決めることですが、素行に問題があってもなくてもおそらく秘密にしておくことの方が多いでしょう。
しかし、もしあなたが素行調査をされて素行の悪さの事実が報告されたり、証拠が撮られたりしていても依頼者を恨まないで下さい。
むしろ素行調査した探偵のほうに怒りを感じるという方もいらっしゃいますが、素行が悪い人物に対して世間は優しくはしてくれないのが現実です。