風俗にはたくさんのタイプがありますが、手軽に利用できることと店舗を持っていない派遣型風俗は営業時間に規制がないことから、それこそ24時間いつでも利用できるとあって、早朝から風俗で遊びたい男性に人気なのが「デリバリーヘルス、通称デリヘル」です。
独身男性なら自分の部屋にデリヘル嬢を呼べば、交通費は必要ですが、ホテル代がかからないので安価で遊べます。
自宅から近いところにあるデリヘル店を選ぶことで交通費も抑えられますので、自宅に呼べる独身男性はもっぱらデリヘルを利用しているといっても過言ではありません。
既婚者であればデリヘル嬢を呼ぶわけにもいかず、どこかに場所を探して遊ぶことになりますが、デリヘル店の多くは近くにビジネスホテルやシティホテルなど、比較的安い料金で利用できるホテルが多く建ち並ぶところにありますので、こうしたホテルに来てもらうことになります(ホテヘルとも言います)。
風俗遊びは浮気か否か
結婚しても風俗遊びがやめられないという男性は多く、妻となった女性にとっては頭の痛いところです。
デリヘルでの本番行為は法律違反となるため、あくまでも似たところまでで終わるのですが、かなり本物のエッチに近い形になるため、妻としては複雑な心境でしょう。
結婚したあとで、付き合っていたときから風俗が好きで、風俗通いをしていたことが判明したとなったら、これはもう趣味や中毒のようなものとあきらめ、とりあえず月に1回だけといった制限を付けて許しているという女性も少なくなさそうです。
ただ、デリヘルに限らず風俗業界には指名制度が設けられていますので、毎回同じ女性を指名して遊んでいるようであれば「単に風俗が気持ちがよいから好きというのではなく、特定の女性を気に入って風俗に通っている」ということになります。
妻がいながら、たとえ風俗嬢といえども特定の女性にご執心ということになると、これはもう浮気をしているのと同じではないか?と妻に思われても仕方ないでしょう。
デリヘル嬢は関係ないと考えるのが大事
風俗嬢ではない女性との浮気は、夫が婚姻生活を破綻に追い込む原因を作ったということで、妻から浮気をとがめられても仕方ありませんし、相手の女性に対してもなんらかの社会的制裁が下ることがほとんどです。
たいていは慰謝料請求になりますが、社内不倫だった場合には、会社にいられなくなってやめることにもなるでしょう。
浮気相手の女性に対してもなんらかの制裁を与えないと気が済まないというのは女性にとっては当然抱く気持ちですが、相手がデリヘル嬢であった場合、相手の女性はなんら関係ないと考えることが大切です。
あくまでも選んだのは夫であって、デリヘル嬢は仕事をしている中で単にお客から選ばれただけだからです。
浮気相手の場合は、あなたさえいなければという気持ちになりますが、デリヘル通いで特定の女性に熱を持っていたは夫のほうだけで、女性は単に仕事として好きだと言ったり、キスをしたりしていたにすぎません。
ほかのお客にも同じように接している、いわばプロとして男性と付き合ってお金を稼いでいるデリヘル嬢に対しては、不用意に訴えを起こしたりといったことはやめておいたほうがよいでしょう。
仮にデリヘル嬢が熱心に遊びに来てくれと誘ったからと夫が言ったとしても、それを真に受けて通いつめ、好きになった夫に全面的に責任があります。
不貞相手として訴えたとしても負けるのは明らかですので、浮気相手として風俗嬢を訴えても勝ち目はないと考えておくことが大切なのは、この場合、頭の中に入れておくとよいです。
熱を持った夫をどうするかは、風俗を浮気と見るか、それとも息抜きや男の本能でやめられないものだとあきらめるか、妻次第といえるでしょう。