探偵にとって、素行調査は探偵業務の「核」と言える調査であり、素行調査と言えば探偵というくらい代名詞的存在の調査となります。
探偵
映画やドラマ・小説では、殺人など刑事事件の犯人を特定したり、格闘シーンや銃撃戦まで出てくることもけっこうありますが、現実の探偵にはそのようなことは絶対といっていいほどありません。
現実の探偵は尾行や張り込み、聞き込みを地味にこなす仕事を多く行っています。
相談の内容も不貞行為など基本的に民事事件に関するトラブルのご相談を多く受けています。
素行調査で用いる尾行・張り込み・撮影は探偵にとって基本技術であり、浮気調査を始めとしたその他の調査に応用されています。
探偵としての実力をあげて一人前の探偵として認められるためには、素行調査の経験を多く積むことが最も一般的と言えます。
また尾行や張り込みはとても簡単な作業のように思われ、素人の方でもできると勘違いしてしまう傾向がありますが、相手に察知されず、相手を見失わず、尾行や張り込みを遂行していくことはとても難しく、更に撮影作業も加わるとどんなにベテランの探偵でも1人で調査は致しません。最低でも2人1組でチームを組み、素行調査を行います。
簡単な作業と勘違いして御自身で尾行、張り込みを行い、対象者に察知されてしまってから探偵に素行調査を依頼しても難易度が高くなってしまいますので決して探偵の真似事はお控え下さい。
素行調査
素行調査の対象は非常に幅広く、素行を調べることで相談された方の目的やご要望に応えられるケースも多くあります。
例えば、親御さんから子供の行動が心配なためにご依頼を受けるケースや、配偶者や交際相手の異性関係・行動を探るためのケース、契約や金銭トラブルの相手方の行動を調べるケースなどがあります。
企業がクライアントの場合、取引先の代表取締役や役員の行動を調べるケース、横領や内部機密情報の漏えいなどの疑い・怪しい動きのある自社の社員を素行を調べるというケース、主に外資系企業などでは、新規に採用を考えている人物の素行に問題がないか尾行して事前に調べたりするケースなどの素行調査があります。
いずれも日常の行動を監視、マークすることで見えてくるものです。
一日や数日だけの素行調査だと相手の普段の行動を知るという目的を達するには不十分なため、基本的に1週間程度は行動を観察するのがセオリーとなっています。
またどのような素行調査のケースでも要所要所の写真や映像を添付した分単位の報告書を作成、ご提供させて頂いておりますので対象者の行動以外にも接触者の人相から出入りしていた場所なども一目で分かるようになっております。
お悩みの方・問題を抱える方はご相談を
素行調査は目的や調査手法で様々な応用ができる調査のため、多種多様なご相談やご依頼において活用することができます。
一見、素行調査とは関係がないと思われることでも、尾行・張り込み・撮影を用いることで解決できることがありますのでお気軽にご相談下さい。
きっとクライアント様のご希望に沿った結果が得られ、お役に立てるものと思います。