「自分は詐欺被害に遭わない」と自信を持っている方でも、ふとしたことがきっかけで詐欺の被害者になってしまうケースがあります。最近では詐欺師の手口が巧妙化しており、絶対に騙されないという自信がある方であってもその罠にはまってしまうことがあるのです。
なかでも気をつけたいのが、近年話題になっている「投資詐欺」「ネット詐欺」「ロマンス詐欺」の3つです。
それぞれの詐欺の具体的な手口や、被害に遭ってしまった際の解決法についてご説明いたします。
「未公開株や新規公開株があります。元本は補償されます」
「公共事業の土地の権利への投資で、必ず儲かります」
このような巧みな勧誘によって投資者を集める詐欺が近年横行しています。
投資詐欺の金融商品として挙げられるのは未公開株や新規公開株、ファンドのほか、外国の通貨や各種権利などです。いずれも、あとあと必ず儲かり損をすることはないなどと説明されることがほとんどです。
しかし、金融商品は経済状況に大きく左右され、ときには残念ながら収益が出ないこともあるものです。投資で必ず儲かると言われた場合には詐欺の疑いも視野に入れ、慎重に判断しましょう。
ネット詐欺とは
ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺、偽サイトやランサムウェアによるネット詐欺被害があとを絶ちません。
たとえば銀行や携帯電話会社からの身に覚えのないメールや宅配の不在受け取りメールなどは、詐欺サイトへの誘導である可能性があります。また、動画の再生中に会員登録のメッセージやウイルスの警告文が表示され、結果的にお金を騙し取られる例もあるものです。ほかに、ウイルス被害やネットショッピングの偽サイトでの被害なども報告されています。
ネット詐欺の手口は多彩なので、インターネットを使うときにはネットリテラシーを身につける必要があります。
ロマンス詐欺とは
インターネット上では国境を越えて多くの人と出会うことができます。しかし中には国際ロマンス詐欺を企てようとしている詐欺師もいるので十分な注意が必要です。
ロマンス詐欺とは、海外の相手を騙して恋人のように振る舞い、詐欺におとしいれるという手法です。詐欺師はSNSなどで騙す相手を探し「海外から荷物を送るのでぜひ受け取って欲しい」と、高額なギフトを贈ろうとします。そして、荷物の受け取りの際に運送料や通関料の名目で高額な費用を巻き上げ、姿をくらますのです。
ロマンス詐欺の相談が警察に寄せられるようになったのは2017年頃からで、中には1億円以上を騙し取られた被害も発生しています。
投資詐欺、ネット詐欺、ロマンス詐欺に遭ってしまったら?
もしも詐欺被害に遭ってしまったときには警察や弁護士、探偵アーガスに相談するとよいでしょう。
警察に相談する
詐欺の被害に遭ったときには警察に相談しましょう。通報をきっかけにして犯人が逮捕されれば安心できますし、その後裁判によって有罪が決まれば相手に罰を受けさせることもできます。
ただし騙し取られたお金を取り戻すためには民事訴訟が必要です。警察は民事不介入となっており、警察に相談しただけではお金は戻ってこないので気をつけましょう。
弁護士に相談する
詐欺被害に遭ったときには弁護士に相談するのも有効な方法です。犯人が判明していれば、弁護士は被害者の代わりに金銭返還の交渉をおこなえます。また、弁護士に依頼すれば民事訴訟の具体的な手続きも任せられます。
ただし犯人が判明していなければ弁護士は動くことができません。弁護士が担当できるのはあくまで手続きや交渉のみであり、捜査や犯人の特定を任せることはできないのです。
探偵アーガスに相談する
詐欺被害に遭ったにもかかわらず民事不介入で警察が動いてくれないときや犯人が判明しておらず弁護士に依頼できないときには、探偵アーガスに相談しましょう。
探偵アーガスに依頼すれば、詐欺の犯人を探すための張り込みや調査をしてもらえます。犯人の居場所が分かり詐欺の被害の証拠が出れば、あらためて警察に通報するなどの方法で問題解決を目指せます。
探偵アーガスに相談するメリット
詐欺被害に遭ったときには探偵を上手に活用してみましょう。
探偵アーガスでは、詐欺に遭ったときの状況をもとに調査をおこない、詐欺師の住所を特定していきます。こういった調査は警察ではしてもらえないことがありますが、探偵であれば独自の情報網を使って詐欺師の銀行口座や携帯電話番号から住所調査をおこなうことが可能です。
詐欺師の所在地を特定できればその後警察に通報し、事件として扱ってもらうことができるかもしれません。また、内容証明郵便や損害賠償請求の書類を送付するなど、金銭返還のための交渉に進むこともできます。
探偵への相談には、秘密を厳守してもらえるというメリットもあります。詐欺に遭ったことをほかの人に知られることなく調査をしてもらえるので、まずはお困りごとを相談してみましょう。
詐欺トラブル調査の実例
ここからは、探偵アーガスが扱ってきた詐欺トラブルの実例をご紹介いたします。
事例1
相談者が未公開株の取引において詐欺に遭い、困惑する中で探偵アーガスの協力を得て、犯罪者を特定し証拠を揃えた一連の出来事は、投資詐欺被害者にとって重要な勝利と言えます。
相談者が「必ず儲かる」という言葉に引かれて始めた未公開株の取引が、逆に詐欺に巻き込まれるという悲劇的な結末を迎えました。探偵アーガスのプロの調査によって、閉鎖されたサイトや連絡の取れなくなった担当者との背後に隠れた詐欺師が明らかにされ、詳細な情報が収集されました。
探偵アーガスが行った調査は被害者にとって救済の手段となり、詐欺師が詐欺罪で逮捕される重要な一因となりました。また、投資詐欺が客観的に認められる証拠が揃ったことで、相談者は法的な立場での返還交渉を進めることができ、騙し取られた金銭の一部を取り戻すことができました。
この出来事は、投資に関わる取引には注意が必要であり、怪しい取引に巻き込まれないようにするためにも慎重な調査や情報収集が必要であることを示唆しています。探偵アーガスのプロの手腕が、相談者にとって大きな支えとなり、詐欺に対する適切な対処が可能となりました。
事例2
スマートフォンで動画を閲覧している最中に突如現れた「ウイルスが見つかった」との表示や、それに続くウイルス駆除アプリのインストール画面が、被害者に不安と混乱をもたらしました。さらに同画面でウイルス駆除の費用が請求され、相談者は疑念を抱き、探偵アーガスに助けを求めました。
探偵アーガスが調査を開始し、請求先の会社との連絡をとると、その結果として「支払いの必要はない」との回答を得られました。この迅速な行動により、被害者は不当な金銭を支払うことなく、詐欺から身を守ることができました。
この出来事は、不審なウイルス警告や請求画面に注意を払うことの重要性を示しています。探偵アーガスの効果的な調査と対応によって、詐欺の可能性がある状況が事前に明らかにされ、未然に被害を防ぐことができました。ネット上での詐欺や不正行為に巻き込まれた際には、迅速な専門家のアドバイスや調査が重要であり、相談者が適切な手段で対処できた良い例です。
事例3
被害者はマッチングアプリで外国人と出会い、親しくなりました。相手は中東に住んでいるといい、いずれは日本で一緒に暮らしたいと告白をしてきたそうです。
その後、相手がプレゼントとして財産の一部を送りたいと連絡をしてきたため住所を教えました。すると金融機関から海外輸送の手数料や通関手続きの手数料を支払うよう連絡が来たといいます。
被害者はこれを怪しんで、支払いをせずに探偵に相談しました。探偵アーガスの調査によってこの一連の出来事が詐欺であることが分かり、被害者は請求された手数料を払わず受取拒否をして事なきを得ました。
投資詐欺やネット詐欺、ロマンス詐欺には数多くのバリエーションがあります。普段から警戒していても、思いもよらない手口で騙されてしまうことがあるのです。
もしも詐欺に遭ったときには、すぐに警察や弁護士、探偵に相談しましょう。特に、警察で対処できないような問題が起きたときには、探偵の力を借りてともに解決を目指すのがおすすめです。
投資詐欺調査に特化した探偵のサイトです。