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浮気の男女比

男性は下半身で物を考えるといわれるくらい、性的に興奮すると理性的に物事が考えられなくなり、結果として浮気をしてしまうケースが多いといわれています。

そのため、浮気をするのは圧倒的に男性というイメージがありますが、浮気の男女比にはそれほど差はないという意見もあります。

男女において浮気の比率に差がないといわれるのは、浮気というのはこっそりと行うものだけに、いかに相手にバレないようにするかがポイントとなるからです。

男性はどちらかというと隠し事が下手な人が多く、その反対に女性は隠し事が上手です。

つまり、男性は隠すことが下手なために浮気が表に出てきやすいのです。

そのため浮気をするのは男性の比率が高いと一般的に思われていますが、実は隠すのが上手な女性を割り出してみると、女性もかなりの確率で浮気をしていることがわかってきます。

浮気の男女比

女性の浮気が増えてきた理由

かつては女性は家にいて子育てをして、居心地の良い家庭を作ることが一番の幸せであり、使命でもあると考えられていました。

けれど、昨今は給与の伸び悩みや子どもの教育費がかさむことなどから、女性も外で仕事をする人が増えています。

結婚が仕事を辞める理由にならず、産休や育休が取れる職場であれば、出産や子育てさえも仕事を辞める理由にはなりません。

むしろ、年齢と共にキャリアを積んでいき、人間的に余裕も生まれることから管理職になる女性も少なくないのです。

そうなると、女性と社会を結ぶ接点がかつてよりも増えるのは当然で、夫以外の男性を好きになったり、年下の部下と肉体関係を持ったりといった具合に、女性が浮気をする環境がお膳立てされてきました。

かつては男性にだけ与えられていた環境が女性にも及んだことで、夫が気づかない間に仕事をしている妻が浮気をしていたというケースが増えています。

女性は隠すのが上手なこともあって、本当のところは浮気の男女比にそれほど差はないのではないかという声もあるほどです。

特徴は年代の差

浮気の男女比を考えるとき、一番特徴的なのが年代の差です。

男性の場合、浮気をする年代で最も多いのが20代と30代の初め、そして50代です。

若いうちは性欲も強く、遊びたいという気持ちから浮気をするのもうなずけますが、30代後半から40代にかけては浮気の割合は落ちてきます。

その理由として、この年代は責任の重い仕事を任されることが多くなり、加えて家庭でも子育てが大変なことから、ストレスや疲労で浮気どころではなくなるためです。

中にはEDに陥ってしまう男性も少なくないのが、この年代の特徴でもあります。

50代に入ってまた浮気をする比率が高まるのは、人によっては子どもが社会人になり、親としての子育ての義務から解放されることや、管理職に昇進して最も大変な中間管理職を脱し、仕事に余裕ができることが挙げられます。

これらのゆとりが男の色気となって、若い女性社員にモテるというモテ期が到来する男性も少なくなく、男性の浮気年代はおよそ2~3回やってくるといえるでしょう。

女性にも実は浮気年齢が高まる年代があった

女性は母性本能が強いこともあって、男性のように若いために浮気をしたり、逆に50代になってから浮気をしたりするといったことはないと考えられていましたが、近年は「40代女性に浮気の確率が高い」ということがわかっています。

その理由は40代半ば頃から始まる閉経への準備によって、男性ホルモンが増えるという要因です。

閉経へ向けて女性ホルモンの量は少なくなる一方、男性ホルモンの量が増えるため男性と同じように強い性欲を感じてしまい、浮気に走りやすくなるのです。

こうした男女の年代差を考えると、浮気の男女比はさほど変わらないという意見にも納得です。