男は自分の種を残したいという本能を持っていますので、愛情があろうとなかろうと、自己の欲望の赴くままに行動する生き物です。
男性が自分の種を残したいという本能を持っているという考え方は、進化心理学的な観点から提案されることがあります。この立場によれば、生物学的には生存と繁殖が最も基本的な目的であり、種を維持し続けるためには子孫を残すことが不可欠であるとされています。
進化心理学の視点では、男性が愛情があるかどうかに関わらず、自己の遺伝子を次世代に伝えることに焦点を当てています。この理論によれば、男性が異なるパートナーとの性的な関係を追求するのは、遺伝的多様性を確保し、子孫の生存率を高めるための進化的な戦略と言えるのです。
ただし、この進化心理学的な視点は一般的な傾向を示唆するものであり、全ての男性が必ずしも同じように行動するわけではありません。現代社会では、文化的な要因や個々の価値観が進化心理学的な本能に影響を与え、異なる行動パターンが現れます。
また、個人の行動や選択においては、愛情や感情も重要な要素となります。多くの男性は単なる本能的な欲望だけでなく、愛情や深い感情を求め、家族やパートナーシップに価値を見出すことがあります。したがって、純粋に進化心理学的な視点だけで人間の行動を理解するのは難しく、文化や個々の経験、感情も考慮する必要があります。
総じて、男性が自己の種を残したいという本能があるとされる一方で、愛情や感情の存在も事実です。人間の行動や選択には複雑な要素が絡み合っており、進化心理学的な理論だけでは十分な説明が難しいことがあります。
ここでこの女性と一線を越えてしまったらどうなるかなど、あとは行為に及ぶだけとなった時点で踏みとどまれる男はなかなかいないのではないでしょうか。
踏みとどまることができるならそもそもそんな状況にもならないのでしょうが、基本的に男はすべて浮気男なのだと割り切って考えておくことも重要です。
ただ、その中でも特に浮気をしやすい浮気男には、いくつかの特徴があります。
絶対に浮気は許せないという女性であれば、浮気男かどうかを見分け、除外していくのが賢明と言えそうです。
浮気男を見分けるための特徴
感情の起伏が激しい
性格的なことでいうと、感情の起伏が激しい男は要注意です。
その場の感情に押し流され、もはや論理的に物が考えられなくなります。
論理的に物が考えられないということは、当然のことながら倫理観が欠如しているのは言うまでもありません。
自分の感情の赴くままに、近くにいいなと思える女性がいたら、彼女がいようが妻がいようが、お構いなしに浮気に走ります。
優柔不断でおとなしい
また、感情の起伏が激しい男とはまるっきり正反対に思える優柔不断でおとなしいタイプの男も、浮気男である可能性が高いです。
優柔不断の特徴としてどれか一つに選べないというのが一番大きく、選ぶ対象が女性だった場合に、しばしば浮気につながるというわけです。
優柔不断の特徴は、決断を下すことに苦しむ傾向があり、その中でも「選ぶことができない」という点が最も顕著です。この性格傾向が女性との関係に影響を与える場合、しばしば浮気との関連が指摘されます。
優柔不断な人が女性との関係において浮気につながる主な理由の一つは、選択の難しさに起因します。例えば、複数の女性が興味を示す場面で、選ぶことができない優柔不断な人は、その選択に迷い、結果として異性関係の混乱が生じることがあります。このような状況で、他の選択肢に目を向けることで、浮気の発端となることがあります。
また、優柔不断な性格はパートナーシップにおいても悩ましい問題を引き起こすことがあります。意思決定が遅れることで、相手に対して不安や疑念を抱かせることがあり、これが浮気へと繋がる可能性があります。優柔不断な人が決断を下すまでに時間がかかることで、相手が不安や寂しさを感じ、他の出会いに引かれることがあるのです。
浮気の背後にはさまざまな要因が絡み合いますが、優柔不断な性格がその一因となることもあるでしょう。この場合、自己成長やコミュニケーションスキルの向上など、優柔不断な傾向を改善する努力が関係の安定に寄与する可能性があります。また、カウンセリングやパートナーシップの相談を通じて、お互いに理解し合い、より健康的な関係を築くことも考えられます。
本来なら、付き合っている彼女がいたり、妻がいるとなれば、二者択一でどちらかを選ぶという決断をしなければならないところが、優柔不断で選択できないために、どちらかというと相手に押し切られて浮気をするタイプの浮気男になるケースが多いのが特徴です。
モテ男
モテ男が浮気男という公式は、女性だけでなく同じ男性から見ても確かにと思えるでしょう。
とにかくモテるのですから、相手を選ぶのに苦労はないわけで、簡単に浮気ができる状況が出来上がるからです。
ただ、モテ男が必ずしもイケメンとは限らず、顔そのものは普通という男性もいます。
この場合は、女性に優しく、気配りができるといった具合に、いわゆる性格の良い男性もモテ男になりえます。
これらモテ男が浮気男になる理由として意外と女性が分かっていないのが、モテる男ほど寂しがり屋だということです。
寂しいから女性に対して常に気を配って優しくすることで、逆に自分を構って欲しいというところがあるのです。
女性としては、優しくしてくれるうえに気配りが行き届いているモテ男に惚れてしまいがちですが、モテ男側としては単なる寂しさを埋める行為だったりするため、結果として浮気相手として遊ばれたということになります。
自分のことだけを考えている男
とにかくいつでも自分が一番注目されていないと気が済まないなど、自分のことだけを考えている男も浮気男である可能性が高いでしょう。
目立ちたいという思いが負けず嫌いと捉えられることもありますが、負けず嫌いが結果として目立つのであればともかく、目立ちたいから他の男に負けたくないと、自分に注目が集まるように行動する男は、他人のことなどお構いなしです。
結果的に、彼女がいても妻がいても、他の男が素敵な女性と交際したいと思っていることが分かり、彼女もその男性に好意を抱いていることが分かった途端、自分に注目させようと必死になります。
とにかく目立つため、女性が好意を抱いていた男性から、自分へと関心を移すとそれが自尊心を大きく満足させるため、結果として浮気に繋がることがしばしばです。
彼女や妻の気持ちなどこれっぽっちも考えないのが、自分のことだけを考える男が浮気男になる理由です。