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探偵はごまかしがきかない職業

インチキ探偵・悪徳探偵

世間に実在する探偵には本当に色々なタイプが存在します。

「インチキ探偵」や「悪徳探偵」は、探偵業界において信頼性が低い、合法性が疑わしい行為を行う者を指す俗語です。正規の探偵業者は法に基づいて営業し、個人のプライバシーを尊重しながら調査を行いますが、一部の不正規業者や悪徳業者は法を犯したり、倫理的な観点からも疑問視される行動を取ることがあります。

以下は、インチキ探偵や悪徳探偵に関する特徴と注意点です。

  1. 違法な行為: インチキ探偵は探偵業において違法な手段を用いる可能性があります。たとえば、プライバシーの侵害や不正な盗聴などが挙げられます。合法的な手段でない場合、その行為は法に触れることがあります。
  2. 報酬体系の怪しさ: 不審な報酬体系や高額な費用を請求する悪徳業者には注意が必要です。探偵業者は透明で公正な報酬体系を持ち、料金に関する説明や契約が明確でない場合は要注意です。
  3. 口コミや評判の確認: インチキ探偵や悪徳探偵の場合、クライアントからの不満やトラブルが多く報告されることがあります。口コミや評判を確認し、信頼性が疑わしい業者からは距離を置くことが賢明です。
  4. 法的な資格や認定の確認: 正規の探偵業者は法的な資格を有しており、適切な認定を取得しているはずです。探偵業者の公式な資格や認定を確認することで、信頼性を確保することができます。
  5. 契約書の確認: 探偵業者との契約書は、サービス内容や報酬に関する詳細を明示しています。不正確であったり、曖昧な表現が多い契約書には注意が必要です。

悪徳な探偵業者からは遠ざかり、信頼性のある探偵業者を選ぶことが重要です。合法的で倫理的な手段を用い、クライアントのプライバシーを尊重するプロの探偵が、信頼できる調査を提供します。

著者である私自身も20代から調査の道に身を投じた経歴を持ち、過去には様々な探偵達と接点を持ったことがあります。

探偵という職業はある意味単純な職業であり、ごまかしがききません。

「探偵」という職業は、一見すると情報の収集や調査が主な仕事と思われがちで、その単純なイメージがある一方で、実際には多岐にわたるスキルと複雑な業務が求められる職業です。

単純なようでいて、探偵は高度な専門知識や多様なスキルを身につける必要があります。情報収集や調査の技術はもちろんのこと、法的な知識が不可欠であり、時には法の専門家のような判断が求められることもあります。顧客とのコミュニケーションも探偵業の大切な要素であり、感情や倫理観を理解し、信頼関係を築くためにも高いコミュニケーション能力が必要です。

探偵業はテクノロジーの進化にも敏感である必要があります。最新のデジタルツールや情報技術を使いこなし、変化する社会環境に適応するために常に学び続ける姿勢が求められます。機密情報を取り扱うこともあり、情報の取り扱いにおいては極めて慎重でなければなりません。

また、調査の結果を正確に予測し、洞察を持って分析する力も必要です。単なる情報収集だけでなく、その情報を適切に解釈し、クライアントに有益なアドバイスを提供することが求められます。

一見単純な印象を持たれがちな探偵職ですが、その実態は多岐にわたるスキルと高度な専門知識が求められる複雑な職業であり、その挑戦と責任は大きいものといえるでしょう。

探偵が手掛ける調査が依頼人の期待に応えられるか?応えられないか?どちらかしかないシンプルな職業と言えるのです。

もし、探偵としての地力が無く、調査力に欠ける「自称探偵」が依頼人から調査依頼を受けた場合には、依頼人の期待を裏切る調査結果が多くなってしまいます。

当然、高額な調査費用を費やした依頼人は「インチキ探偵」「悪徳探偵」等の怒りの感情を持つこととなります。

言っていることが大きければ大きいほど、そして調査料金が高額であればあるほど、「インチキ」「悪徳」等の評価を得やすくなるでしょう。

出たがり探偵

また、自身が探偵であることを対外的に認知して欲しいと思っている人物ほど、探偵としての基本的な調査力に欠ける人物が多いのではないか?と個人的には思います。

時々見掛けますが、マスコミに顔出しして宣伝効果を狙う「出たがり探偵」が存在します。

「出たがり探偵」という言葉は、通常、他人のプライバシーに過度な興味を持ち、探偵業務において無理に自らの意志を押し付けるような行動を指すものです。このような探偵は、単なる探偵業務を越えて他者の生活に干渉し、探求心や好奇心から逸脱した行動をとることがあります。

出たがり探偵の行動は、しばしば法的な問題を引き起こす可能性があります。他者のプライバシーを侵害し、不当な手段で情報を収集することは、倫理的でないだけでなく、法的な制約に違反する可能性が高いです。

これらの行為には注意が必要で、プロの探偵としての倫理規範と法律を遵守しながら、クライアントの合法的なニーズに応えることが求められます。適切な許可を得ずに他者を追跡したり、プライベートな情報を無断で入手したりすることは違法であり、信頼性のある探偵業者が避けるべき行動です。

真のプロフェッショナルとしての探偵は、法に則りながらクライアントの要望に対応し、倫理的な基準を守りながら仕事を遂行します。出たがり探偵の行動は、業界全体に悪影響を与えかねないため、探偵業においては職業倫理や法令順守が最優先されるべきです。

このように顔出しした探偵は「現場での調査はNG」な存在となるばかりか、番組中に発言している内容の多くがいい加減、同業探偵からすると迷惑な存在としか言いようがありません。

一度、極めておかしな調査手法を番組中に放送していた探偵が存在しました。

その内容は「探偵犬」なる犬を利用した調査を実施するというものでした。

その調査とは、浮気相手が同じマンションの住人であり調査困難なため、探偵犬を利用し浮気相手の部屋を特定するというものでした。

なんとも需要が限られる探偵犬の出番、信憑性に欠ける話に番組の出演者の表情も芝居じみていたことを記憶しています。

探偵犬による調査はにわかには信じがたいとしか言いようがありませんでした。

おそらく番組を盛り上げる為の架空のお話しだったのでしょう。

探偵としてプロフェッショナルな存在とは対極に位置する探偵だった、と言えるのではないのでしょうか。