尾行する際は、ターゲットに見つからないよう注意しなくてはいけません。
見つからない工夫として、服装にも注意する必要があります。
ここで気になるのは探偵が尾行するときに着用している服装です。
各種依頼を受けて尾行する際には、実際どのような服装でのぞむのでしょうか。
今回は探偵の服装について考えてみましょう。
お客様と対面し話をするときはスーツが基本
探偵に依頼をする際、直接事務所に足を運んで対面で話をするでしょう。
その際、探偵はスーツを着ていることがほとんどです。
お客様に信頼してもらうために、最低限のマナーとしてスーツを着用しています。
しかし、尾行する際は必ずしもスーツを着用するわけではありません。
オフィス街で尾行調査をするときはスーツ
ターゲットの勤務先を調べるとき、オフィス街に足を運んで尾行することも多いです。
オフィス街というと、サラリーマンやOLさんが歩く街ともいえ、あちらこちらにスーツを着た人がいます。
このようなオフィス街にカジュアルな服装の人がいると浮いてしまいますので、探偵もスーツを着て尾行します。
ターゲットに変に思われるほか、ターゲットが直接気が付かなくても他人がカジュアル姿の人を見ると振り返ったりするでしょう。
他人が振り返る姿を見て、なぜカジュアル姿の人がいるのだろうかとターゲットに感づかれる可能性があります。
そのため、オフィス街で尾行をする際はスーツを着用して尾行をすることが多いです。
郊外などデート場所で尾行する場合はカジュアルな服装
一方で、郊外で尾行をするときの服装はどうなのでしょうか。
不倫相手と一緒にデートをしているところを尾行するときがあります。
遊園地に行ったり、ドライブをしたり、休日にデートをしているときに尾行する場合、スーツで尾行をすると浮いてしまう虞があります。
休日に訪れる場所は、カジュアルな服装をしている人がほとんどです。
ターゲット以外の他人も、カジュアルな服装で楽しんでいることが考えられます。
そこにスーツ姿の人がいると、かえって目立ってしまいますので、郊外などカジュアルな服装で行くような場所は探偵もあわせます。
事務所にスーツもカジュアルな服装もどちらも用意しておく
小さい探偵事務所などスタッフの数が足りず、尾行から直接お客様との対談まで、1人で何役も担っている探偵がいます。
その際、お客様と会うときはスーツを着用し、尾行するときはカジュアルな服装に着替えるということが考えられます。
事務所にカジュアルな服装、スーツどちらも用意しておき場にあわせて着替えるのです。
慌ただしいように感じますが、場にあった服装を着用するようにと教育が行き届いている証拠です。
尾行しやすいよう靴に工夫をしている
その他、洋服だけではなく靴に工夫をしている探偵がいます。
尾行中にターゲットを見失いそうになってしまった際やいち早く証拠写真を撮るために素早く近づきたいというケースがあります。
その際、足元がふらついてしまうとターゲットを逃してしまうかもしれません。
探偵は常に動きやすいよう、急に走ることもあると考えてスニーカーを履くことがあります。
スニーカーであれば足音もしづらいですし、急に走り出さなくてはいけないときも対応しやすいです。
カジュアルな服装をするときはスニーカーを着用している探偵もいるでしょう。
スーツの場合はスニーカーが合いませんが、柔軟性がある革靴を着用したり、革靴の中でも動きやすい靴にしたりするなど工夫しています。
探偵は尾行しやすいよう服装に工夫をしている
探偵は尾行しやすいようにとさまざまな服装やアクセサリーを用意しています。
特に実績がある探偵事務所は、尾行の際の服装に工夫しており安心感があります。