素行調査の難しさについていろいろと記述してきました。前回では侍としての個人的な難しさも書きましたが同僚調査員の中にはそれぞれ違いがあるようです。人も車も多く、信号の多い東京では車の尾行が一番難しいというのも多数意見がありました。確かにGPS発信器の併用でも後着けではどうしようもありません。例えば車をコインパーキングに停めて、降車してしまって、後から車を確認しても対象者がどこに行ったのか判らないという、その行った場所が重要な所であったら結果が得られないという事になってしまいます。 よくオートバイも調査で使用します。短時間では有効ですが長時間ではけっこう目立ちます。普通に運転される方ならご存じだと思いますが、バックミラー越しに気になります。特に追い抜いていかないバイクは目立ちます。
またサッカー場、野球場などプロスポーツの会場、人気歌手のコンサート会場などに入られた場合をあげた調査員もいました。当日のチケットがあれば依頼人の許可を得て入りますが探し当てるのも大変です。更にチケットが売り切れていた場合は最悪です。以前、サザンオールスターズやXジャパンのコンサートなどに入られたケースがありました。終了後、どっと人が出てきて。何度か最寄りの駅で確認したケースもありますが確認が取れなかったケースもあります。
素行調査の難しさを思ったまま、勝手きままに書いてきましたが今回で一応終了します。書き足らない事も多々あったかと思いますが別の機会にでも記述したいと思います。