素行調査の難しさ・7

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対象者が車を使用した時の事も述べておきましょう。

徒歩での尾行同様に距離間がやはり重要になっていきます。更に信号機や交差点など先を読みながらの運転技術は一朝一夕では到底習得できません。

更に車では対象者の行動範囲が極端に広がります。もちろん対象者自宅や勤務先などの周辺詳細地理の掌握はその担当になった時からは必至ですし、たとえその現場担当でなくてもいつ交代要員として現場に行くかも分かりませんので常に全ての依頼案件は把握していなければなりません。

また機敏さと素早い判断能力が必要です。やはり経験がものを言う世界ですが適正もあると思います。

現在、GPS発信器により車の尾行調査も一段と飛躍しましたがあくまでもフォローするだけのものでGPSのみでは素行調査の最大の目的である対象者の行動を裁判資料として提出できる程の結果を得る事はなかなか出来ません。

やはり見逃さないように、察知されないように尾行していき、何時、どこに行き、誰と、何をして、何時にどうなったのかを細かく把握することが重要なのです。

 

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