素行調査の難しさ・8

対象者が車であればこちらも車なりバイクを用意しておけますがタクシーを多く利用する対象者の尾行は難易度がかなり高くなります。

いや、むしろ運に左右されると言っても過言ではありません。

対象者がタクシーを拾う場合、後ろから車をよく見るとかの仕草があります。そういった場合には無駄になっても先にタクシーを拾うのが基本です。しかし、路地から大通りに出て拾われたり、横断歩道を渡って拾われたりすると対応が遅れます。その際、すぐに後続のタクシーを探しますが後続の空車があるか、ないかは運としか言えません。また乗務員さんにもよっても違ってきます。機敏に運転してくれる人、それこそ鈍臭い人、これまた運です。

東京でも山手線や中央線などの駅前では余程の事がないかぎり空車がけっこう待機しています。しかし、地方の駅や都内でも地下鉄や私鉄の駅ですと空車が1台も無いときがあります。これも運です。 こうなると神頼みではありませんが運を天に任せるしかありません。 何時間も尾行してきて最後の最後にタクシーに拾われ、こちらは拾えなかったりした時は最悪です。何倍もの疲労感が襲ってきます。

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