内偵での素行調査・3

過去に数多くの結婚調査や採用調査を手掛けていると希に対象者やその家族が刑事事件の容疑者で逮捕されたり、家宅捜査された事実が浮かび上がった例がありました。刑罰の重さも様々です。確かに軽微の犯罪もあるかもしれませんが反社会勢力との関与や薬物事犯、性犯罪などなど。

こういった件にきちんと前もって話をしていれば良いのですが結婚相手にはなかなか正直に話す人や履歴書に書く人はいません。むしろ親族で隠したがります。また逮捕はされていなくても事件関係者だったらしく警察より近隣に対して聞き込みをしていたという例もありました。結婚してからや採用した後に発覚しては遅すぎます。

また同業他社による聞き込みが以前にあったとかの話も聞く場合があります。なんの調査であったのか断定は出来ません(本物のプロの探偵は結婚調査で結婚のための調査とは絶対にいわないからです)が以前にも同様の調査が入った可能性もあります。採用調査であれば、その調査がいつ頃であったかが重要です。履歴書に書かれていない職歴があるかもしれませんし少し前だと別の会社の面接に行き、何かしらの問題が発覚して断った可能性も考えられるからです。同様に結婚調査でも考えられます。

内偵(聞き込み)での素行調査は過去の素行を知る上で重要な調査方法なのです。

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