探偵の変装

よく探偵というと変装というイメージを持たれる方も少なくありません。

ドラマや映画ではカツラや付け髭などをしたり、ゴムなどの人工皮膚を使った特殊メイクまでをして別人になりすましたりしていますが、実際の探偵では全くそういった事はありません。せいぜい印象の違うメガネを2つ程度を持っているか、上着の替えを持っている程度です。

ただし服装には気を遣います。素行調査において平日ですと基本的にはサラリーマンと同じようなスーツで充分です。オフィス街でも繁華街でも住宅街でも殆ど怪しまれる事はありません。休日や観光地、アウトドアスポーツなどですとむしろスーツは逆に目立ってしまい、やはりカジュアル的な服装が適しています。また工場地域や農業地域の張り込み、尾行にはやはり作業着などが溶け込みやすく、車を利用する際にはトランクなどに着替えを複数用意しておきます。

歩きの尾行ですと前述したように替えの上着1枚とメガネがあるだけでも全く印象が違ってきます。 帽子もたまにはありますが平日ですとかえって目立ってしまいます。せいぜいアウトドアスポーツの時のキャップくらいですか。

この程度が現実の探偵の変装なのですよ。

 

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)