家出調査というのは書いて字の如く、家出した親族の現在の居所を突き止める調査で所在調査のひとつでもあります。
過去の実績比率ではやはりお子様に対する家出調査が群を抜いているのが現状ですが最近は減少傾向でもあります。
なぜか?
これは以前と違い、携帯電話の進歩が大きいと言えます。
連絡が可能な状況である事、連絡が取れなくても位置情 報機能での検索、さらにスマホのラインなどによる生存確認など。
以前では家出すると生存確認すら取れない状況で親族は一番にそれを気にされて調査依頼されます。
しかし、現 在では連絡が取れたり、生存確認がとれれば安心してしまい、しばらく様子を見てからといった感じとなり、調査 を依頼される方が少なくなってきているようです。
ただし、お子様でも成人されている場合は小、中、高校生などと異なります。
携帯電話やスマホを解約したりして生存確認が取れなかったりと不安は増幅します。また成人以下ですと親への反抗や登校拒否、非行グループとの交友などが原因ですが成人以上ですと更に犯罪や借金関係、異性関係、仕事上のトラブルと様々な原因が多くなりますので複雑です。
いずれにしても警察への捜索願いは必要ですが成人以上の人の家出ではなかなか捜査はしてもらえません。
家出については安否に関わる問題も多く、早急な対処が必要です。