姫の独り言・新生児取り違え

今日は探偵姫、再登場です。

東京都墨田区の病院で60年前、出生直後に別の新生児と取り違えられ、東京地裁で病院側の賠償責任を認める判決を勝ち取った都内の男性(60)が、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、揺れる思いを吐露したというものです。

男性は「生まれた日に時間を戻してほしい」「違った人生があったかもしれない」と話していたそうです。育ての親も男性のことを精一杯可愛がってくれていたので感謝の気持ちでいっぱいだとのことですが、実の親は既に他界してしまっているため会うことは出来なかったということです。そんな事実を知らずに長年生きてきて、いきなりそんな事実が発覚したとき、一体どうなってしまうのか、想像しただけでも身震いしてしまいますよね。男性は「実 の両親に会いたかった。何の恩返しもできなかった」と話しているそうで、実の両親の写真を見ると涙があふれてくるとのことです。

新生児の取り違えなんてそんなことが実際に起きていたと思うと本当に怖いです。この男性の立場からも、実の両親の立場からも本当に「人生を返してほしい」この言葉しか出てこないですよね。お腹の中で10ヶ月間大事に育ててきた我が子が別の人のもとへ行ってしまうなんて考えられません。今は、病院のシステムなどもしっかりしているところが多いので、こんなことはないとは思いますが、絶対にあってはならない出来事だと思います。

男性の気持ちを思うと心が痛いです。

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