侍の独り言・リベンジポルノ防止法

11月19日にリベンジポルノの防止法となる「私事性的画像記録の提供被害防止法」なる法律が参議院で可決、成立した。

リベンジポルノとは過去に交際していた相手と別れた事による私怨で撮影していた裸や性行為の写真をネット上に公開するという嫌がらせ行為でその被害者の殆どは女性である。一度、公開されてしまうとインターネットの普及により更なる拡散を呼び、被害者の精神的苦痛については大きく社会問題としても物議をかもし出していた。

この防止法の制定により撮影対象者や投稿者などを特定することができるとして、その裸や性行為の写真や画像を不特定多数に公開した場合には3年以下の懲役、または50万円以下の罰金とする刑事罰が制定されている。更にその被害者が刑事告訴などをしやすくする支援体制なども定めているとされる。

少し遅いような気もしたがこの防止法の制定によりこの手の嫌がらせ行為の減少には大きな力を発揮するものと期待している。

しかし、加害者の異常な神経を考えると喜んでもいられない。

なにしろレベンジポルノはその名の通り、復讐ポルノである。過去の交際相手の恥ずかしい裸や性行為の画像をネット上に公開する事で復讐心が満足していたり、押さえられていた人も多かったのであろうがそれが規制された事で更なる悪質な嫌がらせ行為を増長させてしまう人も少なくないと思われるからである。

ネットで公開することで満足していたがそれがこの防止法により規制されたことで直接的な嫌がらせ行為をする輩も増えるかも知れないという危惧である。

実際にストーカー規制法が制定されても暴行、傷害ばかりか殺人にまで及ぶ凶悪事件が頻発している。

ストーカー調査やストーカー対策も業務にしている探偵にとってもその犯罪心理には今後も強化して様々な対策を考えなくてはならない。

親密に交際していた男女が別れる際になんらかのトラブルが生じ、一方的に復讐心を持ち、その復讐してやりたいという気持ちがストーカー行為や様々な嫌がらせ行為となって現れてくる。

なにしろストーカー行為や嫌がらせ行為をする人の殆どが自分自身の方が被害者だという意識が強い。別れに至ったのは相手の一方的な言い分でこちらには非がないと思っていること自体が厄介でこんなに苦しく、思い悩んでいるのは相手が悪いからだという被害者意識。

リベンジポルノもその現れからの行為なのであるがとりあえず、この防止法の制定により何らかの抑止力になることを強く望んでいる。

 

 

 

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